お子さまの成長のその先に…
- かきのき教育支援室コンブリオ yukie

- 10月25日
- 読了時間: 2分
気がつけば当支援室も17年目になりました。
どのお子さまも苦手な分野を自分のペースで克服し当支援室を終了してます。
後になって保護者さまから、“あの時(入会時)は心配で心配で…”とか “こんなに変わると思わなかった”という声もいただきます。
中には“もう自分の子どもはこのまま一生変わらない”と思って入会される保護者さまもいらっしゃいます。しかし、どのお子さまも入会時はまだ小学生ですので、安心できる環境下に身をおいて自分のペースで取り組むことができれば、ほぼ間違いなく成長します。
加えて、人と比べず何かが出来るようになったことを純粋に楽しむことが出来れば出来るほど、その変化は大きくなります。

そこで、ここ数年気になっていることがひとつ。
特に上手く変化しているお子さまの保護者さまに多い傾向で増加を感じているのですが、今までのペース以上にもっとたくさんの変化を望んでしまうことで、お子さまと歯車が噛み合わなくなっていくケースがあります。“この子は、もっとやれば出来るのではないか”と考えてしまう保護者さまの気持ちも良くわかります。しかし同時に、苦手なことに取り組んできたお子さまの気持ちも同じようにわかります。
そこで保護者さまに提案です。ここはひとつ、ここまで成長してきたお子さまを信じて、苦手なことに向き合えたことを労い、あまり先走らず今の状態を応援する姿勢はいかがでしょう。将来に向けて“もっと”という気持ちが出てきたら、『今ここ』に時間を戻しましょう。
そんなに心配して頑張らなくて大丈夫なのです。
17年目を迎えた当支援室からお伝えできることは、この積み重ねができるご家庭が、更なる好循環を生み、“もっと”と必死にならなくても、結果をだし多くの願いを叶えているという現実です。ご参考になれば幸いです。





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