
コミュニケーションサポート
こころの土台・自己理解・自己肯定感を育てる少人数クラス
■ 少人数コミュニケーション指導
【コミュニケーション・ビルド】とは
少人数コミュニケーション指導
【コミュニケーション・ビルド/通称「コミュビル」】は、
小学生を対象とした少人数のコミュニケーションクラスです。
SSTで扱う基本的なコミュニケーションスキル(あいさつ、ことわり方、順番を待つ等)も扱います。そのうえで「コミュビル」では、スキルだけで終わらせず、こころが落ち着き「人と関わっても大丈夫」という安心感が育つこと、自己理解と自己肯定感が高まっていくことを大切にしています。
■ こんなお子さまに
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友達は好きだが、集団の中にいるととても疲れやすい
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強い言い方・ふざけすぎ・固まって動けない、などでトラブルや誤解が続き、自己否定しやすい
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頭の回転が早く感受性も豊かだが、まわりから「適当」「話を聞いていない」「思慮が浅い」と見られがち
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学校では「大人しくて手がかからない」「よくできる」と見られる一方、家ではぐったりしたり突然爆発してしまう
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困っていても自分からはあまり言えず、様子をうかがってばかりいる
「人と関わりたい気持ち」があるぶん、うまくいかない経験が重なると、とても傷つきやすい面があります。
外からは問題が見えにくく、がんばりが積み重なって限界が来てしまうことも少なくありません。
■ 対象学年・期間
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対象:小学3〜6年生
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中学年から高学年にかけての数年間を通して、
「人と関わる力」と「こころの土台」を整えていくクラスです。 -
空きがある場合のみ、4・5年生からの新規参加もお受けします。
■ プログラムのねらい
少人数コミュニケーション指導では、次のような変化を目指します。
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自分の気持ちや考えを、無理のない範囲でことばにできるようになる
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相手の気持ちを「完璧に理解しよう」と頑張りすぎず、“想像してみる”ができるようになる
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協力して遊ぶ・話し合う経験を通して、「一緒にいても大丈夫」と感じられるようになる
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トラブルが起きたときに、立ち直りが早くなり、別の選択肢を選べるようになる
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自分の得意・苦手や特性がわかり、自分を責めすぎずに扱えるようになる(自己理解・自己肯定感)
お子さまのペースに合わせて、小さな「安心」を積み重ねることを大切にしています。

【活動例】

物語を考え、背景とキャラクターを制作し、劇発表

不公平とやさしさについて考えるゲーム高学年

小さなケーキのデコレーション
■ 指導の進め方・特徴
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少人数・固定メンバー(2名〜4名程度)
毎回メンバーが変わらないことで、顔なじみの安心感が育ち、緊張がゆるみやすくなります。
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異なる専門性をもつ「2名体制」
学校現場をよく知る指導者と、子どもの“こころ”を専門とするスタッフが、それぞれの視点でサポートします。
一人は全体の進行役として場をつくり、もう一人は子どもたちの表情・声のトーン・身体の動き、人間関係の小さな変化をていねいに観察し、安心して参加できる状態を支えます。
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協力・自己表現・自己開示を組み合わせたプログラム
遊びの中に、協力・自己表現・自己開示の練習などを組み合わせ、子どもたちが「ここなら多少失敗しても大丈夫」と感じながら試せる場を整えます。
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“反応”をていねいに扱う
イライラする/固まる/泣いてしまう/ふざけすぎてしまう…など、お子さまの反応が出た場面を一つひとつ拾い上げて紐解きます。
その子にとって何が負担だったのかを整理し、次に似た場面が起きたときの具体的な対応や環境の整え方につなげていきます。
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必要に応じたソーシャルストーリーズの活用
お子さまに合う場合は ▶︎「ソーシャルストーリーズ」も取り入れ、事前の“こころの準備”や見通しを持つサポートも行います。
■ 保護者さまとの連携
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春・夏休みに、保護者面談(各1回・20分程度)を実施します。
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隔月で、グループでの様子や変化をお伝えする指導報告を行います。
面談や報告の中では、
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ご家庭での声かけの工夫
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宿題や学校行事の“乗り切り方”
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学校の先生に伝えるときのポイント
など、家と学校の両方で生かしやすい具体的な方法を、一緒に整理していきます。
お子さんの変化は、
「少し前より楽そう」「トラブルのあと、立ち直りが早くなった」
といった小さなサインから始まります。
少人数コミュニケーション指導(通称:コミュビル)は、そうした変化をご家庭とともに丁寧に拾い上げながら、
こころの成長を長い目で支えていく場として運営しています。
※具体的な指導時間・回数・料金は ▶︎ご案内/料金ページ をご覧ください。
● 保護者向け相談との併用について
ご希望に応じて、保護者さま向けの単発相談もご利用いただけます。
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お子さまの理解を、より深めたい
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親としての気持ちを一度整理してみたい
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学校とのやり取りに不安や疲れがたまっている
といった場合に、
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行動の背景にある「こころの動き」の整理
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ご家庭での声かけや距離の取り方の工夫
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学校への伝え方や、担任の先生との橋渡しのポイント
などを、個別にじっくりお話しする場です。
「まずは子どものクラスから」
「まずは親として相談してみたい 」
どちらの入り方でも大丈夫です。
ご家庭の状況に合わせて、一緒に進め方を考えていきます。
