top of page

過去のBlogはこちらからご覧ください https://kakinokiconbrio.blogspot.com/

お子さまの防衛反応への対応 〜安心できる関係と経験〜



▪️ そうは言っても、実践は難しい‼️ ▪️

 

日常生活で勃発するお子さまの防衛反応からの出来事は多岐に渡ります。まずは、お子様の過剰反応から始まる親子の悪循環から抜け出すことを目標にします。

※防衛反応→子ども特有の極端に二分化した思考から生まれる耐え難い痛みから自分を守るために起こす過剰な反応。

過剰反応と言うと 暴れる・暴言・パニックなど激しいものを想像しがちですが、ひきこもる・固まるなど・反応しない等の静かな反応も含みます。

 

保護者さまから見ると、「毎回、同じ結果になってしまい、なんだか毎日とっても疲れる」とか、「最終的言っていることは伝わるが、どうしてこんなに言わなきゃいけないの」や、「◯◯の話をすると怒り出すので言えない」など、とにかく上手くいかないパターンです。

もちろん、わかりやすく、キレる・暴れるケースもありますが、多くは日常生活に巧みに溶け込み“あたりまえ”で“諦め”の境地となっています。

 

▪️ お子さまが安心できるって、どういうこと? ▪️

 

数あるポイントの中で、ここでは私が最も大切と思っていることをひとつお伝えします。

シリーズでお伝えしてきました通り、改善していきたいのは、お子さまの根本部分での自分が悪い(ダメ)という自己否定です。


これは決して親のせいではありません。誰でも、探すとあれこれ思うとこは出てくるかと思います。それを、見ないようにして下さいという意味でもありません。詳細をお伝えするには情報が大量になりますので省略しますが、保護者さまが自分を責めてしま うと結果的にお子さまに安心が届けられず悪循環になってしまいます。保護者さま自身が悪いと 意識的にも無意識的にも結論づけないでください。無意識レベルの確認方法は「自分自身がお子 様の過剰反応に対して過剰反応していないか」について、自分自身をジャッジせず客観視するこ とでみえてきます。盲点として、「親は◯◯してあたりまえ」「自分の子は大切だから」という概 念が邪魔をしてしまい自身の過剰反応が見えないケースが多々あるので注意が必要です。


お子さまに安心を届ける土台として、お子さまの過剰反応に対して過剰に反応しないということ が非常に重要ですので、保護者さま自身がご自身に対して、出来るだけ深いレベルまで自分を責 めないようにしましょう。←これ大事!!


▪ 間違ったネガティブなイメージの改善とそのプロセス▪


お子さまと安心できる関係性を構築しながら、お子さまの持つ間違ったネガティブなイメージの修正を試みます。※前回の「防衛反応の見つけ方」も参照してください。

ここで必要なのは、“なが〜〜い目”で見ることです。焦ってはいけません。まずは安心できる経験を積んでいきましょう。


よく成功体験と言われ 物事が「上手くいった」とか「出来た」が強調されがちです(もちろんこの経験も大切です)が、ニュアンス的に少し違い、そのずっと手前の“防衛反応から抜けられるようになってきた”とか、“やってみて上手くいかなかったけど、なんか出来そうな気がする”のような、その子にとって今の時点から一歩一歩安心が進む地道な経験を通して成長を促します。間違ったネガティブなイメージに対して、「◯◯ だから(だけど)大丈夫」となる方向です。とは言え、長い年月にわたり防衛してきたのですから新たな世界に恐怖を感じるのも事実です。なかなか受け入れてもらえませんが、ここが頑張りどころです。

※あくまで私の感覚ですがスタート時点に着くまで最低でも3ヶ月は必要に思います。

また同時に、安心のできる経験の積み重ねにより痛みの解放も行われ、ここでの 対応が非常に重要です。※対応は千差万別です。ご関心のある方はお声がけください。


▪意外と見落としがちな...▪


「あるがままに子どもを受け入れる」≠「なんでも同意する」

お子さまの安心のために全ての事 象でお子さまに同意しなければいけないと思い悩む保護者さまをよく目にしますが... お子さまの良いも悪いもジャッジせず受け止めることを目標にしながら、なんでも同意するのではな く、修正が必要なところは再度教育することで成長を促していきましょう。親としての基準を持ち、お 子さま自身が、失敗や何かが出来なかった自分を OK にできるように(保護者さま自身が過剰な反 応を示さないように注意)しながら、必要な助言や指導が必要となります。


⚠注意 保護者さまが何の気なしにした、ある特定の事象におけるお子様への注意や助言が、保護者さまの意に大き く反して 100%の自己否定に聞こえるお子さまが結構いらっしゃいます。子どもの極端な二分化思考です。保護者さま の責任ではありません。←これ大事!! かなり衝撃的ですが、めげずに安心の提供を続けることで改善していきます。


▪ 最後に▪

人は、人生に大きく影響を与える個人特有の間違ったネガティブなイメージ的結論が、突き詰める (ひとつのイメージから派生し広がったものを紐解く)と2〜3パターンはあるといわれています。そのイメージの背景となった痛みを解放することで、真に自分が心から望むことがわかってきます。どの痛みも人生の 初期段階で形成され悪循環となって積み重なっていきますが、子どもも大人も現実的に起きている 悪循環から間違ったネガティブなイメージを手がかりに痛みを解放し、その部分においても、本来の 自分を少しずつ取り戻していくことで、より人生が豊かになり更なる自己実現が可能になります。 


今回のシリーズは、変容プロセスのごく一部を紹介した簡易なものでしたが、少しでも子育てにヒントになれば幸いです。 ※悪循環改善については、別途お伝えしていきます。個別に勉強会も実施しております。興味のある方はお声がけください。


Comments


Commenting has been turned off.
bottom of page